曹洞宗長榮山 全超寺

「成道(じょうどう)」

2025.12.08 お知らせ

「明けの星 仰ぐ心は人の世の 光となりて 天地(あめつち)にみつ」  
12月8日は、お釈迦さまが真理をさとられた「成道(じょうどう)の日」です。「明星(みょうじょう)」は、お釈迦さまがさとりをひらかれる機縁となった明けの明星をさします。
お釈迦さまは、人のもつ様々な苦しみを取り除く道を求め、29歳で出家されました。そして6年間、あらゆる苦行を続けましたが、苦しみの修行でも、怠惰な生き方でもその道を解き明かすことが出来ないと確信され、菩提樹の下で座禅を続けました。ある朝、明けの明星を仰ぎ、その輝きを機縁にさとりをひらかれました。これを「成道」といいます。標榜の詩は「お釈迦さまのおさとりは、その後、世の人々に尊ばれ、世の中を照らす教えの光となって、天地に充ち満ちています。」という意味です。   お釈迦さまがさとられた内容は、「縁起の法」といい、「この世に存在する現象は、様々な原因や条件によって起こり、このもろもろの現象の生起消滅の法則を縁起」と言います。そして、お釈迦さまは、人々の苦しみの原因を取り除くには、正しい行動を繰り返すことによって解決できると確信されました。お釈迦さまは「明けの明星の輝く中で、自分も大地も生きとし生けるすべてのものが同時にさとりを開いた」と説かれます。大地の総てのものが「縁起の法」の中に行き、それを自覚して学び、そのあるべき姿で行じていくことを示されました。
全超寺では、12月8日にお釈迦さまに敬意と感謝を込めて「成道会」の法要を修行します。